コンセプト&デザイン
ハンセン病は、最古の病気の一つと言われており、アレクサンダー大王の時代にも記録が残っています。また、孔子の論語の中にも出てきます。この写真集の内容と合致するために、デザインや題字、製本方法、使用している紙の種類など、すべて具体的に「これ」というものを選ばなければなりませんでした。また写真の印刷以外、一切機械を使わなず全て伝統的な手作業で正確に制作されています。

素材
ハンセン病は、人類の歴史の中でもとても古くから記録として残っている病気です。ヨーロッパでは紀元前3世紀のアレクサンダー大王の時代から記録があり、今回の写真の舞台となった中國では、孔子の論語の中にも記述があります。このストーリーを表現するために、古文書のような体裁にしようと考えました。当初は中國の紙を使おうかと思いましたが、写真を印刷できる古い製法の紙というのが見つからず、古文書を表現するのとクオリティとの両面を満たすものとして、細かい部分まで、全て和紙を使用しています。実際に、日本の古文書も中國の古文書に似ていて、作りなどはほぼ同じです。

製本
製本は和製本。中國の古文書も基本的には同じような製本方法で、元来中國から入ってきたものなのではないかと思います。写真を見る方法としては、決して優れた製本方法ではありませんが、全体の雰囲気を伝えるためにあえてこの方法をとりました。全て、手作業で製本されています。

題字 
題字や地図に使用されている文字は、知人の書家の市野美怜さんに書いて頂きました。実際に写真を見て頂き、さらに写真家からストーリーのイメージを伝え、何十回も書いて頂いた中から、一つを選び使用させていただいています。

消逝的世界

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部数:限定100部
写真・デザイン・制作:岡原功祐
文章:西尾雄志
題字:市野美怜
判型:4,8 x 21 cm
頁数:40ページ
製本:和綴じ
発行年:2013
言語:日・英
印刷:BACKYARD
ISBN:978-4-907335-01-4
出版社:BACKYARD

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